レトロ?最先端?「カセットテープ」でDJプレイ!その中身に迫る!
2025.03.21

先日も一世風靡したソニーのミニディスク(MD)の生産終了やビデオテープ(VHSテープ)などの2025年問題がニュースになっていましたが、近年アーカイブメディアがその役目を終え、表舞台から姿を消す機会も多くなってきました。
「未だ現役で使いたい人」や「コレクションしたい人」など、表舞台からは消えても、その利用はコアなファンにより、役目を終えたメディアに再び脚光が当たる機会もあります。
本日は、ギズモードで面白い記事を見つけたので、そちらをご紹介。
(引用/参照元:https://www.gizmodo.jp/2025/03/cassette-tape-dj-player.html)
レトロ?最先端?カセットテープDJプレイヤーとは?
そもそも「カセットテープDJプレイヤー」とはどんな内容かというと、文字通りカセットテープでDJプレイをしていることDJのことで、DJスキルもない筆者ですが、これを聞いてビックリしました。
これだけ聞いても、カセットテープを知らない方もはあまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、皆様はカセットテープをご存知でしょうか?
カセットテープとは?
「カセットテープ」、「アナログカセット」、「フィリップスカセット」などとも呼ばれ、小型かつ安価である事から民生用記録メディアの事実上の標準となり、20世紀後半の音楽市場を支えた記録用メディア。

このカセットテープを駆使してDJとしてプレイしているのが大江戸テクニカさん。
「カセットテープDJプレイヤー」を自身の手で製作し、しかも実際のクラブの現場で活用しているといいます。
「カセットテープDJプレイヤー」とは一旦、どんなものなのか?

一見すると近未来っぽさも感じられるデザインの装置。
カセットテープのリールの巻き取り部分もあり、本体下部には再生ボタン、巻き戻し・早送りボタン、停止ボタンと、カセットテーププレイヤーには欠かせないボタンが配置されており、一方で、一般的なカセットテーププレイヤーには見られない部分も。
ボタンの並びには、表面に「Q」と書かれた謎のボタン、そして本体左上には、回転式のノブ、さらには、2つの丸い円盤のようなものも付属しており、本体上部にはモニターがあり、「STAND BY」と表示されています。
▼実際のプレイをご覧ください!
動画では、実際にスクラッチしたり、普通のプレイに思われるが、「Q」ボタンを押し続けながら2つのハンドルを同時に操ったりと、通常のデジタルのターンテーブルより複雑そうな印象を受けるが、音自体は雑音もなく、ずぶの素人にはカセットテープとはわからない良い音になっている。
カセットテープでスクラッチをする際に利用するための「Q」ボタンや、両方ともカセットテープをスクラッチするために必要な丸い円盤の「スクラッチ用ハンドル」、テープの再生スピード(BMP)を変更する本体左上のノブなど、(筆者もあまり詳しくはないが)一通りターンテーブルの機能は網羅している様子。
知識がある方や、さらに詳しく知りたい方は「カセットテープDJプレイヤー」の解説する動画もあるので、ぜひそちらを参照してほしい。
▼「カセットテープDJプレイヤー」解説動画
先程の動画でもご覧いただいたが、ミュージックバー「阿佐ヶ谷DRIFT」では、実際に「カセットテープDJプレイヤー」が使われているのイベントも開かれており、なんと既に20回も行なわれているとのこと。
ご興味のある人はぜひ次回イベントに行ってみてはいかがだろうか。
3月24日(月)阿佐ヶ谷DRFTにてカセットテープDJサミット vol.21を開催します!
— 大江戸テクニカ (@ooedotechnica) March 10, 2025
今回はスペシャルゲストでトラハピよりShandyさんとがんばれ!あかりちゃんさんにご出演いただきます?
ぜひお越しを!!
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カセットテープDJサミット vol.21
START - PM : 19:30 - PM : 23:00(予定)@AsagayaDrift pic.twitter.com/S2S62XHuZZ
