国内なのに情報がない!?【Snow Machine 2026 in HAKUBA】に行ってきました。オージーだらけの謎フェス、リアルレポ!
2026.04.07
白馬開催の「Snow Machine 2026 in HAKUBA」を現地レポ。チケット、アクセス、宿泊エリア、会場の雰囲気、服装、ドリンク・フード、トイレ事情、帰り道の注意点まで、スノーマシン初参加前に知りたいポイントを詳しく紹介します。
Snow Machine(スノーマシン)とは?
Snow Machine(スノーマシン)は、ざっくり言うと「オーストラリア人が主催する、オーストラリア人のための雪山フェスが何故か長野県・白馬で開催されている」というイベントです。
2024年に白馬で初開催され、2025年は白馬とニセコの二拠点、2026年は白馬のみでの開催となっています。(聞いた話によると2019年から前衛的なイベントは開催されていたようです)
このフェス、日本国内なのにとにかく情報が少ない!
公式サイトもInstagramも基本は英語。@snowmachinejapanのアカウントもありますが昨年から更新が止まっています。
そして公式HPもざっくりとした情報で細かいことはほとんど分からない状態。
周りで行ったことがある人もおらず、日本語検索してもヒットせず。そんな中、スノボ好きの知り合いが昨年の白馬開催に参加していたことが判明!少しの情報を頼りに、思い切って友達と参戦することにしました。英語の案内はサイト内翻訳で日本語にできます。

チケットについて
4日間開催ですが今年から日割りチケットの販売もスタート。
私たちは木・金の2日分を購入しました。土曜日は当日やる事を決めて夕方位にのんびり帰るプランに設定。
ただ、残念なことに日割りのリストバンドは紙製でした。リストバンドコレクターとしては紙は悲しい…。ちなみに木曜日は赤、金曜日は青。4daysチケットはよくある布製のリストバンドで、この辺りの差はありました。

アクセス方法
シャトルバスもありましたが海外から来る方向け。片道159AUD(約18,000円)で、時間もサイトには載っていませんでした。
そのため私たちはバスタ新宿から白馬八方までの高速バスを利用。6,600円・所要時間約5時間弱で、出発前であればキャンセル料100円と柔軟なのも安心です。
他の知人たちは新幹線で長野駅まで来て、そこからローカルバスで八方尾根にアクセスしていました。

おすすめの宿泊エリアの紹介
宿泊はこの丸で囲んだ周辺のホテルがおすすめ!
フェスのメイン会場も、八方尾根のゲレンデにあるFirst Baseステージへ向かうゴンドラ乗り場も徒歩圏内です。温泉付きの宿なら、フェス後の冷えた身体を癒せるのも嬉しいポイント。ただ一点、コンビニがバスターミナルを挟んでホテルエリアと反対側にあるため少し距離があります。

会場までの道のり
夕方宿に到着後、着替えていざフェスへ!
ここで要注意。フェスのメインステージは屋外です。 私は屋内だと思い込んで薄着で行ってしまい、寒すぎて大変でした。なるべく防寒して行くのがおすすめ。スカートを履いてる人は誰もいませんでした。
最初はタクシーやUberを呼ぼうとしましたが捕まらず、徒歩で向かうことに。結果的には歩いて正解でした。
ホテルがある村の中にはフードトラックや飲食店も多く出ていて、フェス前からちょっとお祭りのような雰囲気。みんなフェスに向かっているのでなんとなく流れについていけばいいし、途中からガードマンさんが立ってくれているので迷うこともありません。

橋に差しかかると遠くから音が聞こえ、ステージのライトがピカピカと見える……一気にテンションが高まる瞬間!!
日本なのに完全に海外フェスの空気感で、聞こえてくるのは英語・英語・英語。日本人を全く見かけません。初日は橋の上に空き缶や空き瓶が散乱していてゲンナリしましたが、翌日は沿道にゴミ袋が設置されて改善されていました。
入場〜リストバンド交換
会場に到着すると長蛇の列。何の列かわかりません。スタッフに聞くと英語で返答され、久しぶりの英語にちょっと焦りました。
どうやら左側がQRコードからリストバンドに交換する列、右側がリストバンドチェックの列のよう。

フェスは18:00以降になるといっきに人が増えるので、18:00〜20:00ごろ入場したい場合には、事前に村にあるPOP UPショップ(と言う名の仮設コンテナ)でリストバンドに引き換えておくのがおすすめです。
初日はリストバンド交換レーンがなんと1レーンしかなく、交換後のセキュリティチェックもあって結局30分ほど並ぶことに。海外フェスあるあるの横入りも普通にあるので気をつけて!
翌日はかなり改善され、エントランスとは別の場所に仮設テントが設置されてリストバンド交換ができるように。こういった対応の早さは好印象でした。

入場してすぐのエリアにはフード店が並び、提灯のデコでほんのり日本風。出店しているのは日本人が多く、ここでやっと日本語でやりとりできてちょっと安心しました。

服装と足元は超重要!
そして気になる会場の足元は……砂利!! しかも雪が溶けて泥水状態。そこをみんなお構いなしに踊るので泥が跳ねて普通に汚れます。
足元は防水性のしっかりしたスノーシューズまたは長靴がベスト。 靴底がしっかりしていないと砂利の感触がダイレクトに伝わりかなり疲れます。翌日に疲れを残さないためにも、シューズ選びはかなり重要です。
みなさんスノボやスキーウェアそのままで来られてる方が多かった印象。着ぐるみや被り物で個性を出している人も多く、サンリオやディズニー、ドンキで買ったと思われるもこもこキャラ帽子の方もたくさんいました。
メインステージ
スピーカーはDJブース横に2基のみで、後方はどうしても音が弱め。ただ19:00ごろであれば最前エリアにもかなりスムーズに辿り着けます。

体格の良いオージーたちが踊るとこちらは吹っ飛ばされますが(笑)、テクノ・ハウスのフェスなのでモッシュは起こらず安心です。肩車が次から次へと上がり、激しく盛り上がっていました。
小柄な方や海外フェス初心者の方は後ろからでも十分楽しめる規模感なので、無理に前に行かなくてもOKです。

サブステージ(TAKEOVER STAGE)
今年のサブステージはテント型で、今はなきアゲハのような作りと雰囲気。
昨年は森の中にあったそうです。

左:今年のサブステージ 右:2025年のサブステージ 写真提供 @jun_amzta
雰囲気が全然違いますね。
内容は日替わりで、1日目はイビザのアムネシアで行われている人気パーティー「Glitter Box(@gritterboxibiza)」、2日目は「RAVE CAVE」でした。
メインステージとはまた違う空気感でこちらもかなりの盛り上がりでした。壁があるぶん多少寒さをしのげるのも◎。
ドリンク事情
バーのメニューはこんな感じでした。
氷結 各種:1,000円
レッドブルウォッカ:1,200円
ウイスキーコーク:1,000円
ソフトドリンク:700円

お酒の選択肢が少なく、しかも極寒の中で冷たいお酒を飲む気になれず、初日はなんと水すら飲まずという結果に。2日目はジャックダニエルコークを頼んだらフェス開始1時間で売り切れという衝撃もありました。このあたりのオペレーションの雑さは日本人感覚だと驚きですね。
テキーラ「SOLISCA」のブースもあり、スタッフさんおすすめのコーヒー割りが意外とアリでした。来年はホットワインや熱燗などを希望します!

フード事情
価格は完全に海外価格。
白馬はもはや日本ではないと聞いていましたがここも同様でした。

味噌汁と焼きおにぎりのセット:850円(おそらく最安値。凍えた体に染み渡ります!)

国産牛串:1,500円
ミシュラン星獲得ラーメン「蔦」 A5和牛&フォアグラ醤油ラーメン:3,300円

蔦のラーメンはもともと普段から2,000円とお高めで、今回はフェス限定メニュー。フォアグラペーストが乗っており風味豊か、とろけるお肉も入っていて3,300円は納得のお値段でした。
カラオケブース(JOYSOUNDステージ)
ドームの中でカラオケができちゃうブースも!
酔ったオージーたちの歌は聴くに耐えない下手くそさでしたが(笑)、全力で楽しんでいる様子にこちらまで笑顔になりました。
スタッフさんもマイクやタンバリンで盛り上げ隊をやっていて、日本らしいコンテンツをフェスに組み込んでいるのが新鮮で面白かったです。

トイレ事情(これ女子には重要!)
海外フェスのトイレは汚いイメージがありますが、ここは日本。
仮設トイレで便座は洋式、なんと便座除菌スプレー付き! トイレットペーパーの予備もたっぷりありました。
ただし、個室前にそれぞれが並ぶスタイルなので待ち時間が読めないのがネック。トイレ内に飲み物のゴミが散乱していたり、その辺に用を足す男性がいたりも……。手洗い場はないので除菌ティッシュは必須です!

帰り道の注意
フェスは22:00でクローズ。
帰り道は酔った若者が大声を出したりふざけ合ったりしているので少し注意が必要です。
私は見知らぬ酔っ払いに急に抱きつかれてかなり驚きました。たくさん海外フェスに参加してきましたがこんなのは初めて!帰りに立ち寄ったコンビニもかなり荒れていて店内は大混乱。対応している店員さんもう大変そうで気の毒でした。フェスの余韻は夜中まで続き、ロケット花火をしている人たちもいたとか。
どうか白馬の地元の人、普通にスキーやスノボに来ている方へのリスペクトをお願いしたいです。
帰り道 満月に近い日だったので空が明るく、とても綺麗に見えた八方尾根の山々。

まとめ:スノーマシン参加前チェックリスト
・防水性のスノーシューズまたは長靴を用意する
・スノボウェアなど防寒をしっかりする
・除菌ティッシュを持参する
・事前にPOP UPショップでリストバンドを引き換えておく
・帰りのバスは余裕をもって計画する
次の記事では、昼間のゲレンデで行われているFirst Baseステージの様子をお届けします!
食べる寝る踊る旅るしふぉんぬ
クラブカルチャーに魅了され、17歳でクラブデビュー。踊りたい一心で上京し、今もフロアで踊り続ける“永遠の一般客”
ジャンルに縛られず、好きな音が好き
海外一人旅を愛し、49カ国を訪問。フェス目的で11カ国を巡り、特に好きなのはEDC Las Vegas。憧れのフェスはドイツのレイヴIndian Spirit。
クラブをもっと身近な遊び場に。海外フェスも「いつか」じゃなく実際に体験してほしい。そんな思いから、リアルな現場レポートを綴る。